マイケル・ロボサムの「天使と嘘」です。前回読みました、
「生か、死か」が面白かったので読んでみたのですが、この作品も面白かったです。先ずは内容紹介にいってみましょう。
臨床心理士のサイラスは、かつて異様な殺人現場で発見された少女と施設で邂逅する。イーヴィと呼ばれる彼女は、人がついた嘘を見破るという特殊な能力を持っていた。折しも、スケートの女子チャンピオンが惨殺される事件が発生。将来を期待されていた選手にいったいなにが起きたのか?捜査に加わったサイラスは、イーヴィと事件の真相を追及するー。世界各国で激賞された英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作。
主人公は、臨床心理士のサイラス・ヘイブンです。法心理学の専門家として警察の犯罪捜査に協力しているんですね。この度、このサイラスの元に2つの依頼がきます。
1つは、サイラスの大学の同窓生で、児童養護施設のソーシャルワーカーの「アダム・ガスリー」からです。施設にいる問題児の少女を何とか出来ないか?という依頼なんですね。その少女、「イーヴィ・コーマック」は、殺人事件が起きた家の隠し部屋に隠れていた所を発見されたのですが、年齢、本名、その家族も分からないので、裁判所から「イーヴィ・コーマック」という名前を与えられて、児童養護施設に送られたんです。イーヴィは、そこでは誰とも馴染まず、誰にでも攻撃的だったので、職員達は手を焼いて、サイラスに助けを求めたんです。
もう1つは警察からの依頼で、15歳の少女が性的暴行を受けたのちに殺害された事件の協力を依頼されたんです。その少女、「ジョディ・シーアン」は、次世代のイギリススケート界を担うフィギュアスケートのチャンピオンだったんです。
物語は、この2つの依頼の出来事が交互に進行していきます。心を閉ざした「イーヴィ」を里親としてサイラスが引き取るのですが、そこから少しずつ心を開いてく「イーヴィ」とサイラスの物語だけでも面白いのですが、更に「ジョディ・シーアン」殺害事件の捜査も複雑で難解な展開となっていきまして、そこから更に、この事件に「イーヴィ」まで絡んできまして面白かったです。上下巻あるのですが、止まらなくなってしまいまして、またもや睡眠時間を削ってイッキに読んでしまいました。「ジョディ・シーアン」の事件のからくりは、以前のブログで紹介させて頂きました、
「死ぬまでにしたい3つのこと」とかなり似てました。
上下巻で2,200円と少し高いのですが、損した気分にならなかったです。( ´∀`)つ
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