福田和代の「侵略者」です。安濃将文シリーズが好きなんですね。表の帯を見たら【手に汗握る、怒濤のミリタリー小説】なんて書いてありましたので、安濃将文シリーズクラスの作品を期待して購入してみました。で、読んでみましたら期待値には届かなかったのですが、そこそこ楽しめました。4時間位で読めてしまうのですが、途中で飽きる事なく読めました。それでは帯にいってみます。
航空自衛隊飛行教導群(通称:アグレッサー部隊)に所属するF-15パイロットの森近は、訓練中に不明機の急襲を受ける。何とか空域を脱出した森近だが、同僚の深浦と安田の機体は撃墜され、行方不明となる。二人は目を覚ますと、独立国家樹立を目指す〈ラースランド〉が保有する最新兵器〈クラーケン〉の中に拘束されていた・・・・・。一方、森近は〈クラーケン〉探索艦隊に派遣される。さらにリムパックによる作戦〈ディ―プ・ライジング〉によって、〈クラーケン〉を追い詰めていくのだが・・・・・。
壮大なスケールのエンタメ小説!
という感じです。この帯は完璧ですね。この帯を事前に読んでから本文を読んだので、変に期待値を上げなかったのが良かったです。
この作品は「アグレッサー部隊」の訓練の様子から始まるのですが、その訓練中に突如として現れた不明機に攻撃を受けるんです。防空識別圏をカバーしているレーダーが、この不明機を捕捉出来なかったんです。この不明機に狙われた同僚を助ける為に自ら囮となった「深浦と安田」は、この不明機に撃墜されてしまうんですね。緊急脱出した2人は、「ラースランド」と名乗る国家の〈クラーケン〉の中に拘束されてしまいます。こいつらの目的は、独立を宣言して全世界に国家として認めてもらう為の人質の確保だったんです。同じ様に人質を取られたアメリカやオーストラリアと共に〈クラーケン〉の探索ミッションが開始されるのですが・・・・・。といった感じですかね。僕的には、この冒頭の訓練の様子と不明機との戦いが一番の山場でした。最初の掴みはホント良くて、ここからの展開を期待したのですが、「ヌルい」展開だったのが残念でした。ただ、探索ミッションからの〈クラーケン〉と探索艦隊との戦いは(軽いけど)新兵器が使われていて新鮮な感じがあって良かったです。
文庫本でたら買ってみるのも良いかもです。( ´∀`)つ
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