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湊かなえの「告白」です。昨日のブログにも書きましたが、「読んでないの〜?」なんて言われたので読んでみました。で、読んでみたのですが、大した事なかったなというのが率直な感想です。本を読む前にある程度の期待値のハードルを設定して読んでしまうのですが、例えば、浅田次郎やヤンソギルならハードルは高い。浅田次郎の「終わらない夏」は期待値のハードルをかなり下回っていたので、ブログでも低評価な感想を書きました。今回の湊かなえの「告白」も様々な情報から(例えば、週間文春08年ミステリーベスト10の第1位とか、2009年「本屋大賞」とか)ハードルをかなり高く設定してしまった所為か、少しがっかりさせられてしまいました。読んでいて、つっこみたくなる所が多かったです。

まず、第1章の「聖職者」は、この悠子先生の下手な1人芝居は長すぎでしょ。うだうだ長すぎ。背景を説明するのに、この悠子先生を使った1人芝居は無理があります。もっと別の方法あるでしょ。って思ってしまったんです。誰もこんな話ずっと聞いてる奴なんていないよなんて、1人で突っ込んでしまいました。

第2章の「殉教者」の「美月」の手紙も無理がありすぎます。手紙という方式にしなくたっていいのに、そうしたばっかりに、違和感感じまくりながら読んでました。展開的にも、斬新な所はない。

第3章の「慈愛者」も違和感ありました。「日記ってこんな風に書くか?」という事が常に頭にこびり付いてました。

第4章の「求道者」も第3章と同じ違和感です。

第5章の「信奉者」は、「遺書ってこんななん?」なんて、半笑いで読んでました。設定が悪すぎると思うんですよね。

第6章の「伝道者」は、イライラ感マックスでした。「これって、携帯での会話?」と何度か戻って読み直したりしてしまいました。

という感じで纏めてみました。なんか中途半端な作品に思えてしまったんですよね。胸糞悪くなる作品としては、まだなんか開き直りきれてない感じでした。今回は、いつもの「読書関係」とは少し違って、本の紹介という事でなく、この作品の好評価に疑問を持ったという話でした。( -д-)ノ


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以前僕は、「直木賞」の話で、こういう賞は、プロの作家さん達だけが審査員だと駄目だと書いた事があります。視点が読者と違うからです。ですので、こういう賞は、素人の読者にも「札」を持たせてあげたい。みたいな事を書きました。

だからと言って、「本屋大賞」みたいなのも駄目だと思います。例えば、2009年の本屋大賞は、この「告白」ですが、2位が「のぼうの城」です。そして、6位に「新世界より」でした。「のぼうの城」だって、大した事ない作品だと思ってます。あくまで好みに個人差があるは当然ですが、僕的には、断然「新世界より」が、面白さにしたって、文章力にしたって上だと思います。そうすると、素人だけの「賞」というのもどうかなと思ってしまいます。

あくまで、ひねくれ者の次郎の勝手な感想ですから( -д-)ノ