
貴志祐介の「青の炎」です。前回紹介した「新世界より」の所で書こうと思って忘れていたのですが、貴志祐介は「学園」モノと言われるジャンルを書いていけば、もっと人気でるのでは?と思います。この「青の炎」と「新世界より」で、そっち方面の才能を感じましたね。この作品に出てくる現代の高校生を書くにあたって、実際に高校の先生や現役高校生に話を聞いたと言ってましたが、巧いっすね。その路線でも良い作品をたくさん書けると思います。(偉そう?) しかし僕は、「天使の囀り」や「黒い家」のような作品を期待してますが(笑)
この作品を読んだ当時の記憶が曖昧なのですが、何か切ない感じの読後感を味わった気がします。まぁ、とにかく犯罪自体は、感心するような高度なものじゃなかったけど、全体的な話としては、なかなか良かったです。
ストーリー的には、主人公の高校生である「櫛森秀一」は、母と妹と3人で、平和な日々を過ごしていた。そんな中、離婚した、酒乱で暴力的な父親の(秀一にとっては、義理の父)曾根隆司が突然現れ、住み着いてしまう。秀一は、平和だった頃を取り戻す為、そして、母と妹を守る為、このこの曾根隆司を完全犯罪で殺す計画を立てる・・・・・・・。
という感じで話が流れていきます。先程も述べたように、全体的な話としては良かったです。
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