
貴志祐介の「狐火の家」です。貴志祐介は、「硝子のハンマー」を読んで好きになりました。今回の「狐火の家」は、「硝子のハンマー」のシリーズです。防犯ショップの店長の榎本径(けい)と弁護士の青砥純子が主人公の本格ミステリー?です。この「狐火の家」は、
・狐火の家
・黒い牙
・盤端の迷宮
・犬のみぞ知る
の4編からなる短編集です。この4編全部が、密室殺人を扱ったミステリーです。こういう「密室殺人」みたいなベタな謎解きものは、色々なジャンルの本を読んできた後だと、また何か懐かしいような逆に新鮮な感じがしていいものです。
「狐火の家」・・・西野家の家族みんなで親戚の家に泊まりに行ってたのですが、長女の愛実だけが部活の朝練があるという事で、1人朝一番の電車で家に帰ったんですね。西野が家に帰ってみると、愛実が死んでいたんです。玄関は中から鍵がしまっていて、密室殺人のように思われた。そこで、青砥純子は、同じ弁護士より助けを求められて、事件に係っていき、青砥も榎本を呼んで謎解きが始まる・・・。という感じのストーリーです。これは、まあまあでした。少し無理がある気がします。
「黒の牙」・・・これは面白かったです。和菓子屋の御曹司が、蒐集しているタランチュラに咬まれて死んでしまったんです。当初は、餌をあげる時に運悪く咬まれてしまった事故かと思われましたが、これがまた密室殺人だった・・・・。という感じで進んでいきます。当たり前ですが、また青砥と榎本が活躍するのですが、この密室殺人は、感心させらる結末でした。
「盤端の迷宮」・・・この作品も面白かったです。プロの棋士がホテルで殺されるのですが、棋士が殺された部屋には、ドアチェーンがかかっていたんですね。このホテルの密室はよくあるのですが、この将棋の世界の事をうまく絡めて面白みのある作品に仕上げてました。今まで作品は、青砥が1番の主役だったのですが、こちらでは、榎本視点でのストーリー展開で、また違う感じがして良かったです。
「犬のみぞ知る」・・・この作品は、大して面白くなかったです。少し変に軽すぎるタッチなストーリーで、貴志祐介的には笑いを誘う風に書いているつもりかもしれませんが、面白くないんですね。笑いのセンスはないと思うので、止めた方がいいと思います。( ´∀`)つ
なかなか面白いのでお薦めです。
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コメント
コメント一覧 (2)
いやいや、僕が高熱にうなされながらも書いた「夢研究」の話は、マニアックすぎてか、それはそれは反応が無かったんですよ。僕のレポートは、かなりイケてると思ったのですが、普段なら、反応してメールをくれる友人達からも何も反応がなく、恥ずかしくなって、削除しました。
ドリームコントロールって、可能なんですよね。ある程度はですが。反応が良ければ、連載を考えていたのですが、ボツにしました。