
藤原伊織の「ひまわりの祝祭」です。結構面白かったのですが、美術に関して、特に「ゴッホ」についての知識が皆無なので、僕的には、この作品の良さは半減していると思います。「ゴッホ」についてある程度知っている方なら、また違った感想になるかもしれません。それ以外のストーリー的な所は良かったですね。
主人公の秋山秋二は、7年前に妻に自殺されてしまい(しかも秋山の妻は、他人の子供を身籠っていた) 経営していた会社をたたんで、自宅に閉じ籠り、世捨て人の様な生活をおくっていたんですね。そんなある日、かつての職場の上司が訪ねてくる・・・。その事により、秋二は、様々な事件に巻き込まるんですね。ゴッホの8枚目の「ひまわり」の存在が明らかにされるのですが、その鍵を握るのは、秋二の記憶だという事で、2つの組織が秋二に迫ります。その過程で、秋二の妻の自殺の真相も見えてくるんですね。主人公の秋二を魅力的に描ききっていて、最後の結末も良かったと思います。
一人称一視点で進む作品は、主人公の魅力次第で、凄くツマラない作品になる事がありますよね。主人公の考え方や行動に納得出来なくて、途中で読むの止めた作品もあります。そういった面で言うと、この作品は良かったですね。(*´∇`*)
読書日記 ブログランキングへ


















コメント