今年は、千葉の蕎麦屋さんを中心に食べ歩きました。そもそも蕎麦屋さんの食べ歩きを始めたきっかけは、師匠のばんさんが食べ歩きのブログをやっていたのがきっかけです。それまでの僕は、実家が蕎麦屋で、自家製粉で結構こだわっている蕎麦屋なので、他の蕎麦屋へ行っても、なかなか実家の蕎麦屋より美味しい蕎麦屋がなく、高い金を出して、実家より不味い蕎麦を食べる事に嫌気がさしてしまって、あまり他店には行ってませんでした。でも、ばんさんがブログ上で美味しいと言っていた所へ行ってみたら、ホントに美味しくて、それから、ばんさんが美味しいという所に行ってみるようになりました。もともと蕎麦が大好きなので、楽しくなっていって、僕も積極的に食べ歩くようになりました。


 蕎麦とラーメンの違いは、蕎麦の世界は、ラーメンの世界と違って、目指す方向性がほぼ同じだという事です。ラーメンは、醤油、塩、豚骨、味噌など様々な方向性があり、麺の太さとか様々な工夫ができます。麺に関しても、香りや甘みが重要な点ではないです。しかし、蕎麦は、「美味しい」と判断する基準がほぼ同じで、蕎麦の香りや甘みが重要な点を占めます。いかに、甘みや香りのある蕎麦を打てるか。というテーマが蕎麦を打つ人なら全て人が目指すテーマとなると思います。(更科蕎麦は、変り蕎麦というモノを作る為のものだと僕は思うので例外にしておきます。更科蕎麦に香りは必要ではないですが、今の時代、変り蕎麦だけをメインで、蕎麦の経営は難しいので、やはり、テーマは前述の通りだと思います)
 蕎麦は、小手先の技が使えない、誤魔化す事が出来ないという事が魅力なのだと思います。

 で、今年は、千葉で、僕が行ける範囲で、美味しいと言われる蕎麦屋に行ってきたのですが、僕の中で1番美味しいと思ったのは、流山市の

 「更科 すず季」

 さんです。生粉打ち、あら挽き、天ぷら、から汁、蕎麦湯の総合力で、すず季さんが1番でした。生粉打ちの美味しさ、あら挽きの蕎麦の香りのすごさ、天ぷらの美味しさ、から汁の美味しさ、蕎麦湯の美味しさ(蕎麦粉を入れてくれるタイプ)、辛味大根、僕の求めるものが全てありました。かなりのお薦めです。僕のブログを見ている方で、蕎麦が好きな方はぜひ行ってみてください!



 来年は、僕の家から遠い方の千葉に行ってみようと思います。石本くんに2軒ほど、お薦めされてるお店があって、その2軒は、すず季さんと互角に美味かったそうなので、楽しみです。