クーデター







楡周平の「クーデター」です。なかなか面白かったです。 ストーリー的には、龍陽教という宗教団体が「腐りきった日本を立て直す!」という名目で、日本再生を夢みてクーデターを画策するんですね。龍陽教は、信者を自衛隊に送りこみ、実践のプロに仕立て、ロシアから武器、弾薬を入手して、クーデターを起こす機会を伺っていたんです。そんな矢先、アメリカの潜水艦が座礁するんです。その場所は、北朝鮮が定める海域に近く、アメリカ、北朝鮮、日本の間で、緊張がはしります。龍陽教は、この機会をチャンスととらえクーデターを敢行するんです。そのクーデターが起きた現場に、主人公の渡瀬の恋人のユキが取材に入るんです。そして、ユキは、龍陽教の実行部隊によって銃撃されて殺されてしまいます。それに怒った渡瀬は、真実を暴く為に現場に飛ぶ!!!

という感じのストーリーです。この渡瀬の復讐劇だけの話で良いと思うのですが、それだけでなく、日本とアメリカの現在の関係や、アメリカと北朝鮮の関係、現在の国際的な政治状況、日本の防衛政策とかを分かり易く、ストーリーに織り込んでいて、為にはなる内容なのですが、その部分が非常に長くてリズムが悪かったです。それでも楽しめました。(*´∇`*)


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