クレイジーボーイズ








楡周平の「クレイジーボーイズ」です。少し中弛みがあるのですが面白かったです。この作品は「発明の対価」に対するニュース(青色発光ダイオードの件など)をきっかけに閃いて書いた作品ではないかと思いました。

ストーリー的には、水素自動車実用化を可能せしめる画期的な燃料タンクを開発した【柴山哲治】の父(柴山教授)が、特許の申請を会社のものとしてではなく、柴山教授個人の名前で申請した事により、会社と対立するんです。会社側は、「この技術が会社の施設を利用して開発されたものだから、特許の所有権は、会社に帰属する」と主張するんです。柴山教授は、「たった1人で開発したものだから、所有権は、私のものだ」と主張します。そして、所有権の帰属を巡って、会社と法廷で争っている間にサンフランシスコの海岸で無惨な姿となった柴山教授の遺体が発見されんですね。柴山教授は、実は「ゲイ」だったのですが、そのプレイの最中に殺されたと思われたんです。哲治は、父の死がそんな簡単なものじゃないと、友人と真相解明に乗り出す

という感じです。自分の解説を読み直したら、かなりツマラナイ作品に思えたのですが、なかなか面白いです。解説が下手なだけです。ただ少し中弛みしちゃいます。母との件とか、納得いかないとことかあったりするけど、楡周平らしい作品に仕上がってます。


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